犀ケ崖古戦場碑

静岡県 浜松・浜名湖
  • 観光名所

基本情報

名称

犀ケ崖古戦場碑


サイガガケコセンジョウヒ

住所

〒432-8012 静岡県浜松市中区布橋一丁目、鹿谷町25-10


地図を見る
アクセス方法 ・浜松駅からバスで15分 浜松北高
連絡先 問合せ先 電話番号:053-472-8383

元亀3年(1572)12月、武田信玄と徳川家康は三方原台地で対陣し、激戦が繰りひろげられたが、武運つたなく敗れた徳川勢は命からがら浜松城に敗走した。武田勢は家康の敗軍を迫って犀ケ崖に夜営した。徳川勢は一矢報いようと、鉄砲隊など100余名で、武田の夜営地に夜襲をかけた。虚を突かれた武田勢は周章狼狽し、地理不案内のため、人馬もろとも崖下に転落し、多数の戦死者を出した。三方原合戦の一幕、犀ケ崖の戦いの跡である。この地は、浜松城の北1km、布橋1丁目にあって、長さ2km、深さ40m、幅50mの断崖で、草むした兵どもの夢の跡である。崖の渕に「岩角に兜くだけて椿かな」の大島蓼太の句碑が建っている。