寺田いも
京都府
嵯峨野・嵐山・高雄
- 特産物・特産品
基本情報
名称 |
寺田いも テラダイモ |
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住所 |
〒610-0121 京都府城陽市寺田塚本 地図を見る |
連絡先 | 問合せ先 電話番号:0774-56-4005 |
城陽の地に名を残す芋宗匠「嶋利兵衛」。彼が琉球で出会ったどんな天候でもすくすくと育つサツマイモは、彼のその後の人生を決定付けます。栽培法の研究を重ね、利兵衛はこれまでの種芋を植え付けての栽培ではなく、苗床で苗を育成する方法を農家に普及しました。また、城陽市西部を流れる木津川は、度重なる氾濫で農民たちを悩ませていました。しかし、この氾濫が芋栽培に適した肥沃な砂地(ニコ)を運び、「荒州」の地を作りました。嶋利兵衛の功績と荒州の地質により生まれたのが「寺田いも」です。幕末には、寺田村に京都の町奉行役人からの「お急ぎ、お急ぎ」と表書きされたサツマイモの購入依頼書が残されており、当時から珍重されていたことが伺われます。寺田いもの味は、大きな甘みがあるのが特徴で「9里4里うまい13里」と言われています。