くすりの道修町資料館
大阪府
大阪城・京橋・市内東部
- 博物館・科学館
基本情報
名称 |
くすりの道修町資料館 クスリノドショウマチシリョウカン |
---|---|
住所 |
〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町2丁目1番8号 少彦名神社内ビル3・4階 地図を見る |
営業時間 | 営業 10:00〜16:00 定休日 日祝、盆休み(8/13〜16)、年末年始(12/28〜1/4) |
アクセス方法 | ・ 地下鉄堺筋線「北浜駅」6号出口より徒歩2分 地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」12出口より徒歩10分 |
料金 | ・無料 |
連絡先 | 所在地 電話番号:06-6231-6958 |
ホームページ | http://www.sinnosan.jp/dosyoumathi-index.html |
少彦名神社の境内に併設されている「くすりの道修町資料館」。享保7年(1722)八代将軍徳川吉宗の時代、薬種仲買仲間124軒が株仲間(問屋らが集まって幕府に上納金を納め、売買の権限を独占するもの)として幕府から公認されたのが、くすりの町・道修町の始まり。当時、薬種の原料は国産と輸入草根木皮で見分けるのが非常に難しく、知識をもつ薬種仲買仲間の検査が必要だったこともあり、幕府が彼らに対して全国への薬種供給の権限を与えたという。明治時代になって今度は西洋医学が入ってきたため、株仲間は道修町に新設された現在の大阪大学薬学部の前身である「大阪薬学校」で西洋医学の勉強も始めたそうだ。現在も周辺には日本を代表する製薬会社の本社ビルなどが集結し、ひきつづき新しいくすりの研究を行っている。くすりの道修町資料館では、そんな道修町の歴史や発展を紹介するとともに、江戸時代の薬種仲買仲間による千巻に及ぶ目録に収められた関係文書約3千点をはじめ、明治以降の資料約3万点、さまざまな薬草や昭和40〜50年代のポスター、おまけプレミアム商品などを展示・紹介している。