堺式手織緞通
大阪府
大阪南部(堺・岸和田・関西空港)
- 伝統工芸・和雑貨 その他
基本情報
名称 |
堺式手織緞通 サカイシキテオリダンツウ |
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住所 |
大阪府堺市中区東山693-5 地図を見る |
アクセス方法 | ・ 南海高野線「中百舌鳥」駅から徒歩5分 |
連絡先 | 所在地 電話番号:072-235-5396 |
ホームページ | http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/rekishi/bunkazai/bunkazai/shokai/bunya/minzoku/teoridantsu.html |
「緞通」というのは、いわゆるじゅうたんのこと。堺緞通は、1831年(天保2年)に、藤本庄左衛門が「九州鍋島緞通」や「中国製緞通」をまねて売り出したのが、その始まりと言われている。最初は質も悪かったが、改良に改良を重ね、広く外国にも輸出されるようになった。しかし時代が進むにつれて、新しい織物の開発や機械化が進み、次第に堺緞通は衰えていった。この堺緞通というのは、織機に一重の経糸を掛け、手にもった色糸を一回一回織り込んでいくもの。完全な手作業の世界。慣れている人でも、1時間で50mm程度しか進まないという。根気も体力もいる大変な作業なのだ。1973年(昭和48年)に大阪府の指定文化財となったが、ただ1人の技能保持者が亡くなり存続の危機に。そこで堺式手織緞通技術保存協会が週に1度、主婦や若者に手織緞通の講習会を始めた。堺緞通の技術は、機械では出せない微妙な色合いや精密な絵柄が可能で、実にすばらしい芸術作品が出来上がる。講習会は、毎週月曜日の13:00〜16:00まで行われ、この間なら堺緞通を織っているところを見学することが可能だ。ただし、スペースが限られているので、見学をする前に予約を入れて確認をとってください。