安閑陵古墳

大阪府 大阪東部(寝屋川・守口・門真・東大阪)
  • 史跡

基本情報

名称

安閑陵古墳


アンカンリョウコフン

住所

〒583-0852 大阪府羽曳野市古市5-6


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アクセス方法 ・ 近鉄南大阪線「古市駅」より徒歩20分
連絡先 問合せ先 電話番号:072-958-1111

古墳は高屋丘陵の北端に築かれた前方後円墳で、古市古墳群内の南側のグループのひとつです。墳丘長122メートル、後円部直径78メートル・高さ13メートル、前方部幅100メートル・高さ12.5メートルを測り、前方部が開き、わずかに後円部の方が高くなります。周濠(しゅうごう)は幅約15メートルで全周しますが、外堤(がいてい)については地形の変形が著しく、その規模は不明瞭(ふめいりょう)です。さらに墳丘部分は、中世の高屋城の築造や陵墓改修に伴って、古墳本来の形態が大きく改変されています。特に、前方部の北隅が直角になりますが、これが本来の形態かどうかは確認されていません。 出土する埴輪や須恵器(すえき)の特徴、正倉院(しょうそういん)と同種のペルシャ製ガラス椀の年代観から古墳は6世紀前半頃に築かれたと考えられています。