小牟漏岳

奈良県 吉野・奥吉野
  • 史跡

基本情報

名称

小牟漏岳


オムロガダケ

住所

〒633-2431 奈良県吉野郡東吉野村小


地図を見る
連絡先 問合せ先 電話番号:0746-42-0441

古事記によると雄略天皇4年(460)、天皇が小牟漏岳で狩りをされ、御呉床に座っていると、虻が天皇の御腕を喰った。その瞬間蜻蛉(とんぼ)が飛んできて、その虻をくわえて飛び去った。天皇は、蜻蛉をほめて御歌を詠み、この地を蜻蛉野(あきづの)と名づけた。 み吉の袁牟漏が嶽に猪鹿伏すと誰れそ 大前に秦す やすみしし我が大君の猪鹿待つと呉床に坐し、白栲の衣手著そなふ手腓に虻かきつき、その虻を蜻蛉早咋ひ かくの如 名に負はむと そらみつ 倭の國を蜻蛉島とふ、日本書紀にもこのことが記されています。 小牟漏岳に続く山上に神武天皇が上小野の榛原、下小野榛原と名づけて皇祖天神を祀った「鳥見霊畤跡」があります。