瓦猿/寝牛

和歌山県 和歌山市・加太・和歌浦
  • 伝統工芸・和雑貨 その他

基本情報

名称

瓦猿/寝牛


カワラザル ネウシ

住所

〒640-8329 和歌山県和歌山市田中町4丁目112


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アクセス方法 ・JR和歌山駅から徒歩で10分
連絡先 所在地 電話番号:073-425-1988 問合せ先 電話番号:073-425-1988
ホームページ http://kawarazaru.com/

起源は江戸時代で、その頃、和歌山市田中町は瓦町と呼ばれ、瓦職人の町として栄えた。その当時、瓦職人の内職として始められたものが瓦猿・寝牛である。その頃から、瓦猿は市内有本にある栗林八幡宮境内の日吉神社に安産・子授けの祈願で奉納されていた。猿の抱えている桃は子供を意味し、妊娠するとこれを神社より借り受け、出産がすむと別に一体の瓦猿を買い、二体にして返していた。また近年は「瓦猿=変わらざる」ということで安泰を祈願し、商売のお守りとしても御購入される方もいます。一方、寝牛は市内の津秦天満宮に子供の腫物(はれもの)が治る様にとの祈願で奉納されていた。この寝牛は、牛が草を喰うことから、昔は子供の腫物(はれもの)、つまり「クサ」(皮膚病)を喰わせて治そうという呪い(まじない)に用いられたものです。かつては、同社の床下には奉納された寝牛が、山のように積まれていたということです。 いまは、アトピー等かゆみ封じの治癒祈願としても寝牛が奉納されています。

詳細情報

屋号・氏名 野上商店