根来の子守唄
和歌山県
和歌山市・加太・和歌浦
- 郷土芸能
基本情報
名称 |
根来の子守唄 ネゴロノコモリウタ |
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住所 |
〒649-6202 和歌山県岩出市根来 |
連絡先 | 問合せ先 電話番号:0736-62-2141 |
「ねんね根来の覚ばん山でとしょうじ来いよの鳩が鳴く」哀調を帯びた根来の子守唄である。としょうじ、とは秀吉の根来攻めの時、末寺だった山東の東照寺に援軍を求めたさまを唄ったものといわれている。また“ねんね根来へ行きたいけれど川がおとろし紀の川が”は、結局、紀ノ川の水流にはばまれて援軍が来られなかったことを意味しているのだろう。子守唄といえば平和の象徴のように思われているが、根来の小守唄は秀吉の焼き打ちといういわば戦争がテーマになっている。それだけ、この地方の人たちにとって、根来攻めが大きなショックだったといえるのではないだろうか。
詳細情報
保存者 | 根来の子守唄保存会 |
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時期 | 不定 |