弓浜絣
鳥取県
米子・皆生・大山
- 伝統工芸・和雑貨 その他
基本情報
名称 |
弓浜絣 ユミハマカスリ |
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住所 |
〒684-0052 鳥取県境港市麦垣町86 地図を見る |
営業時間 | 開館時間 8:30〜17:00 休館日 日土祝 |
アクセス方法 | ・JR米子駅からタクシーで25分 ・JR境港駅からタクシーで15分 |
料金 | ・その他 0円 ※入館無料 |
連絡先 | 所在地 電話番号:0859-45-0926 問合せ先 電話番号:0859-45-0926 |
ホームページ | http://furusato.sanin.jp/p/area/sakaiminato/10/ |
広瀬絣・弓浜絣・倉吉絣と山陰は昔から絣の産地として全国に名を馳せていました。 濃い藍色の地に白抜きの柄が映える先染め平織りの綿紬は、「弓浜絣」と呼ばれ、柄は絵柄と呼ばれるものが中心。鼓、扇面、鶴亀、鯉、菊、七宝つなぎなど縁起物が多く作られています。 手つむぎで作られる絣はざっくりとした風合いが特徴。 農家の婦人が自宅で織物をする素材として手つむぎ糸は最適で、家族のために織られた着物には、家族に対する思いがこもっていました。 娘が結婚して嫁ぐ際には嫁ぎ先でしっかり根付くようにと「いかり」の柄を、子供が生まれるときには未来に羽ばたけと「鷹」の柄を愛情こめて織ったとい言います。 明治7年、鳥取県は全国第3位の絣織物の生産量を誇っていましたが、洋式紡績の発達が向かい風となって残念ながら衰退の一途を辿りました。