永安寺東古墳・西古墳
熊本県
玉名・山鹿・菊池
- 史跡
基本情報
名称 |
永安寺東古墳・西古墳 エイアンジヒガシコフンニシコフン |
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住所 |
〒865-0005 熊本県玉名市玉名3237-1 地図を見る |
アクセス方法 | ・玉名駅からバスで15分 |
連絡先 | 問合せ先 電話番号:0968-75-1136 |
ホームページ | http://www.city.tamana.lg.jp/ |
永安寺東古墳は、菊池川右岸の玉名平野を南に望む丘陵裾部に位置し、石室構造から6世紀中頃のもので、同じ丘陵上にある大坊古墳に後続するものと考えられます。墳丘は大きく削平され、原形をとどめていませんが、円墳と考えられます。内部主体は、羨道・前室・玄室からなる横穴式石室ですが、前室の一部と羨道部は崩壊しています。玄室は長さ2.6m、幅2.4m、高さが2.7mあり、奥壁に沿って石屋形が設けられています。前室は現存部分の長さ約1.6m、幅2.3m、高さが1.6mあり、左右側壁と玄門の前面に装飾模様が施されています。 永安寺西古墳は、東古墳の西約60mの同じ丘陵上に位置し、墳丘は直径約12m、高さ約4mの円墳です。永安寺東古墳同様、古い時期に開口されていて出土遺物は不明ですが、古墳時代後期の古墳で東古墳に後続するものと考えられます。内部主体は複室の横穴式石室で、玄室は長さ3.4m、幅2.8m、高さが3mあります。装飾模様は奥壁と両側壁の巨石にみられ、横線で区画した中に線刻した円文が上下3段並び、奥壁に15個、右側壁に16個、左側壁に12個みられます。
詳細情報
文化財 | 国指定史跡 |
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時代 | 500年代 |