玉祥寺このみやおどり

熊本県 玉名・山鹿・菊池
  • 郷土芸能

基本情報

名称

玉祥寺このみやおどり


ギョクショウジコノミヤオドリ

住所

〒861-1322 熊本県菊池市春日神社


連絡先 問合せ先 電話番号:0968-25-7232

拝殿正面に奇妙な人物が二人陣取る。これは御大将と呼ぶ踊りの監視役で、区長や長老が変装している。編み笠をかぶり、夜着(どてら)を着て荒縄の帯をしめ、腰にモミ種の袋をさげ、背に棒状のきねを背負ったユニークな姿である。踊り手は二人。男性が女装し、和手ぬぐいを姉さんかぶりしタスキがけである。もとは嫁に来た花嫁の衣装を借りた。腰の左横に締太鼓を縦にさげている。踊りはサンガシラ(節頭)の歌い出しで始まる。両手に持つバチをゆっくり振り回し、歌の切れ目には一同のヨイサーのはやしに合わせ、太鼓をたたく。単調で素朴な動きは、踊りというより舞と呼ぶのがふさわしい。歌は四番まであり、もとは菊池氏の狩りの歌であったものが、いつのころからか農民の歌になったという。

詳細情報

保存者 玉祥寺区保存会
時期 2月27日