棒おどり
熊本県
八代・水俣・湯の児
- 郷土芸能
基本情報
名称 |
棒おどり ボウオドリ |
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住所 |
〒869-5432 熊本県葦北郡芦北町宮浦,内野,市野瀬,田浦 |
連絡先 | 問合せ先 電話番号:0966-87-1171 |
宮浦…薩摩の武芸踊りの流れを汲むもので、文久3年、今の田崎、中村両家の祖が代表となり、時の手永横目及庄屋に願い出て許されたのが由来。踊りは6種類よりなり、その動きの激しさは他に類をみない。また、この踊りの伝承は明治年間までは、一子相伝に等しく、見張りを立てて伝えられてきたものである。 内野…明治12年秋、薩摩武士の流れを汲んだ庄次郎と称する者が湯浦内野地区上村家に養子として来往し、同人が習得した武芸踊りと、地区に昔から伝わっていた「奴っ子踊り」の手踊りの長所と加えて創作したのが由来。棒踊りは、どこでも男性ばかりであるが、ここでは女性が半数まじっている。男3、女3の6名が一組になり、前後左右各々踊りが違うようになっている群舞である。 市野瀬…約150年前、水俣市の久木野から伝えられたとされている。昭和41年まで踊られていたが、その後、後継者が途絶え、昭和62年、地区の有志の方々によって村づくりの一環として復活した。田浦…天保年間に伝わったとされ、鎌倉、都入りなど4種類の踊りがある。4列16人または3列12人を1組とし、6尺棒と3尺棒を用いて打ち合う。
詳細情報
保存者 | 宮浦地域保存会/内野地域保存会/市野瀬地域保存会/田浦保存会 |
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時期 | 不定 |