真玉橋遺構

沖縄県 南部
  • 史跡

基本情報

名称

真玉橋遺構


マダンバシイコウ

住所

〒901-0201 沖縄県豊見城市字真玉橋


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連絡先 問合せ先 電話番号:098-850-3671
ホームページ http://www.city.tomigusuku.okinawa.jp/tourism_culture/146/564

豊見城市と那覇市の間を流れる国場川に架かる真玉橋は、1522年に首里城ならび軍事的要素である那覇港を防御する目的として、尚真王によって架けられた橋で、首里王府と島尻を結ぶ交通の要所でもありました。  1708年に木造から5連の石造りアーチ橋への架け替え工事が完了し、その後1837年に大改修工事があり、琉球王国消滅後も石橋は存在していました。  しかし、先の大戦中、日本軍が退却する際に橋の一部が破壊され、戦後は米軍による鉄橋架設工事により、残った石橋の部分も埋められてしまいました。  その後、1995年の試掘調査により、埋もれていた真玉橋の石橋遺構が確認され、翌年に行われた調査では当時を忍ばせる石畳やアーチ部分が豊見城市、那覇市の両市で発掘されました。  戦後、半世紀を過ぎて再び風格ある姿を現した「旧真玉橋」は、当時の石工技術の高さを改めて感じさせるものでした。