稲荷湯

基本情報

明治末期創業、大正3年より現在の滝野川で営業を続ける銭湯。現在の建物は昔ながらの雰囲気が味わえる昭和5年築の宮造りで、映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地となったことでも知られる。令和2年には都内の銭湯として2例目となる国の登録有形文化財（建造物）指定を受けた。お湯はあつ湯・普通・ぬる湯の3槽を備える。土日祝日には薬湯も。江戸の銭湯文化を踏襲する玄関の「わ」（沸いた＝開店）・「ぬ」（抜いた＝閉店）の板掛けも小粋。