東映太秦映画村で、リアル&バーチャルな時代劇の世界に浸る!

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子どもが喜ぶ東映アニメ&特撮ヒーローアトラクションも満載

東映は、日本のアニメ界では老舗的な存在で、その歴史も古くからあります。そのため、映画村には時代劇や映画のみならず、特撮やアニメ作品に関する展示も充実。それらのアニメ作品や仮面ライダーなどのヒーローものに出会うのも映画村の魅力のひとつです。

東映アニメギャラリー

「パディオス」1階にある「東映アニメギャラリー」は、アニメーション界で一時代を築いた東映の作品が一堂に会した場所。「一休さん」や「ドラゴンボール」「美少女戦士セーラームーン」「ワンピース」など、今なお人々を魅了し続けている作品の貴重なポスターやセル画、告知用素材をギャラリー内に数多く展示し、紹介しています。東映アニメは、日本のみならず全世界で放映されるほどの人気を誇っています。映像やポスターとともに東映アニメの歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

ギャラリー内には、第一作目の「ふたりはプリキュア」をはじめ、歴代のプリキュアのフィギュアが展示されています。
  

映画通にはたまらない「映画文化館」で貴重な資料を楽しむ

東映城大手門の前に位置する洋館は、映画の殿堂など数多くの東映作品を展示した「映画文化館」です。1階では、かつて嵐山にあった「美空ひばり座」を移して関連グッズなどを展示。2階では映画殿堂入りした人の貴重な遺品や作品を紹介しています。昔の映写機やカメラなども置かれていて映画通にはたまらないスポットとなっています。

2階の奥では尾上松之助や田中絹代、小山内薫など映画界に大きく貢献した人物をゆかりの品とともに紹介。彼らの功績を振り返ります。また、映画の父とも呼ばれる牧野省三に関する展示や、映画の発展に寄与した人に贈られる牧野省三賞受賞の解説も見逃せません。

「映画文化館」1階にあるのが「美空ひばり座」。美空ひばりは、東映作品に数多く主演しており、当時の衣装や作品のポスターなどを展示してます。フロアは映画・歌・舞台の三部構成になっており、舞台の部では東京ドームで行われた不死鳥コンサートの衣装も公開展示。実際の映像を見ると、意外に小柄な女性だったことがわかります。

迫力満点のショーが無料で楽しめる!

東映太秦映画村は京都撮影所を兼ねているので、村内では現役の俳優によるショーを観賞できます。彼らが行うショーは、実際の舞台演劇と同じ。役者ならではの演技や迫力の殺陣、アクションが目の前で繰り広げられます。役者が出演しているショーは、「ちゃんばら辻指南」(土日祝日のみ)と「激突!忍者ショー・サスケ」の2本。一日3回、「中村座」にて無料で公演されています。

激突!忍者ショー・サスケ

3Dマッピングの映像と照明効果で、ステージが目まぐるしく変化するアクション劇が「激突!忍者ショー・サスケ」です。内容は、大坂夏の陣で猿飛佐助と服部半蔵が死闘を繰り広げる忍者劇。演じるのは森山陽介アクションチームという、実際に映画やテレビの時代劇に出演する役者さんたち。代表の森山陽介さんは、「水戸黄門」や「大岡越前」「遠山の金さん」に出演していた実績を持ちます。「中村座」の劇場内は仄暗く、舞台上ではレーザー光線が放たれ、迫力のアクションが繰り広げられます。斬られ役として一世風靡した福本清三さん(故人)が映像で参加している点も見逃せません。

「中村座」は、江戸三座のひとつとして江戸時代に存在した歌舞伎小屋。当初は猿若座と名乗っていましたが、中村座に改称し、江戸歌舞伎の始まりとなったと伝えられています。その劇場を模したものが映画村内の「中村座」で、その館内で連日、約20分ほどのショーが演じられています。


森山陽介アクションチームの5人が演じており、さすがアクションスターだけに迫力満点。舞台上から飛び降りてきたりと、豪快な演出に上驚かされること間違いなしです。

ちゃんばら辻指南

時代劇でおなじみのチャンバラシーンを面白おかしく解説し、俳優たちが演じるのが「ちゃんばら辻指南」。土日祝日に「中村座」で行う公演で、いかにしてチャンバラ劇が作られていくかがわかる内容になっています。
ショーは町娘が新選組に密告したことで土佐浪士に追われる場面からスタート。そのまま物語が展開されると思いきや、一旦芝居が中断し、殺陣師が出て来て斬り合いのシーンを解説します。役者と殺陣師が出て来て、殺陣の仕方を交えてチャンバラ劇の作り方を説明。笑いを交えながらの演出になっています。その後芝居が再開し、新選組と土佐浪士との斬り合いへと展開。迫力の殺陣を間近に見られることができます。

本物の、しかも時代劇にも出演する役者が演じるとあって斬り合いシーンは迫力満点。この日は沖田総司が不逞浪士と戦いを繰り広げる話でした。

映画村だから食せるこのグルメ

映画村内には、レストランからカフェ、茶屋などいろんなジャンルの店があります。店舗外観は、そのまま撮影所内にはまるように時代劇風に作ってあるため、撮影セットと見紛うほどクオリティの高さが目立ちます。各店舗で提供しているものも「千両箱ポップコーン」や「水戸藩ラーメン」と時代劇にまつわるテーマで考案されています。ゆっくり腰をすえてその味を堪能するのも、テイクアウトして散策の友として味わうのもいいでしょう。

スターズカフェCHANBARA


「パディオス」1階にあるのが映画村のメインダイニング「スターズカフェCHANBARA」です。このお店は、個人客はもとより団体向けにも利用できるほどスペースが広いレストランです。「炙りカルビの焼肉重」(1,300円)や「ミックスフライ」(1,250円)もおすすめです。

ラーメン喜らく


明治通りにあるのが「ラーメン喜らく」。日本で最初にラーメンを食べたのは、水戸光圀だとの一説があることからレストランのテーマは医食同源で、大きなチンゲン菜や薬味が入っているのが特徴のひとつ。昔ながらのシンプルな中華そばが味わえます。

時代劇の捕り物ではおなじみの御用提灯をジョッキになぞらえたビール(650円)やジュース(450円)を入れた「御用ジョッキ」も人気。ジョッキは、持って帰ることができ、ペン立てや貯金箱として利用する人もいるそうです。

丼・そば・甘味 花見茶屋

京都らしく和風で食事をしたい人は「花見茶屋」へ。中央広場に位置するこの店は、「鞍馬(かつ丼+そば)や「嵯峨(牛とじ丼+そば)」(ともに1,100円)が人気。ぜんざいなどのスイーツも充実しているので、甘味処としてもおすすめです。

スイーツ・軽食 忍者カフェ


忍者をテーマにしたメニューを食べられるのが、アトラクション広場に位置する「スイーツ・軽食 忍者カフェ」です。映画村オリジナルのグルメがおすすめで、そのひとつが千両箱を模した紙箱にポップコーンが入った「千両箱ポップコーン」(500円)。「水戸黄門」の印籠型もなかで、アイスクリームを包んだ「いんろうあいす」(350円)や忍者絡みのクレープ「忍法!!木の葉かくれーぷ」(400円~)は、ぜひとも味わいたいメニューです。

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