謎の石
水槽の脇には、メッセージが書かれた石が置かれています。
それぞれの石には「楽しい」や「ありがとう」と前向きな思いが込められています。水槽の角に佇む石に元気をもらいました。
海のギャラリー
「海のギャラリー」コーナーはチンアナゴやウツボなどの魚を展示しています。飼育員さんが作ったポエムや生きものの解説をお見逃しなく。
海のギャング・ウツボ
熱帯の海に生息するウツボは、その獰猛性から海のギャングと呼ばれます。岩場に潜って魚を待ち構え、時にはダイバーを襲ってしまうことも。確かにちょっと悪そうな顔してますね。
しかし実は、必要以上に相手を攻撃しないという平和主義者という一面も。
ハマスイデュエットソング「共に生きる」
海には、お互いを助け合っている生きものも少なくありません。「ホンソリメワケベラ」と「ツチホゼリ」がどのように共生しているかについてのポエムが展示されています。
一部抜粋
交渉成立 さぁ
手を繋ごう 胸びれを ハサミを、触手を
手の形違ってもNo Problem
片方だけが得する片利、寄生じゃなくて
デメリットゼロ 無敵な関係すぎてゴメンね Sorry
姿形が違っても手(ハサミ)を取りあって生きものたちは共生している。そんなメッセージが伝わってくるポエム。「ゴメンね Sorry」と2回も謝る健気な様子が伝わってきます。
ニートのチンアナゴ
チンアナゴは、奄美群島、沖縄列島からインド洋といった温暖な海に生活するアナゴの一種。砂の中に潜んでやってくる小魚を待ち構えます。
見ての通りチンアナゴは顔すら出していません。このままだとニートととして解雇されてしまうかも!?
ネット上でも叩かれています。しっかり仕事して名誉挽回してほしいです。
ほねほねるーむ
ハマスイの2階には、動物たちの貴重な骨格を展示した「ほねほねるーむ」があります。
ミンククジラやオキゴンドウ、バンドウイルカなど海で生活する大型の哺乳類の標本を展示。骨格を展示している水族館は多いですが、ハマスイでは見るだけでなく標本に自由にさわれるんです。クジラやイルカの骨を実際にさわれるまたとない機会に筆者もさわってみました!
ミンククジラ
こちらはミンククジラの標本。ミンククジラは大量のエビを一気に食べられるようにヒゲを使い食事します。ヒゲは意外とごわごわ。骨とヒゲの間にある白い固体はボンドで接着した跡です。お客さんが触りすぎて取れてしまったみたいです。優しく触ってください。
水族館の元メンバーも
オキゴンドウの「ゴン」(故)は、2001年までハマスイでショーを披露していました。
「ゴン」は、骨になってもお客さんを楽しませる真のエンターテイナーです。