2.おいしいお酒とツマミを楽しむなら「北の屋台」
「北の屋台」は、20軒の屋台が集まった屋台街です。オープンは2001年7月。屋台は入れ替わりもあり、訪れるたびに新しいお店、新しい味と出会えるのが魅力です。北の屋台で修業を積み、卒業して店舗を構えるお店もあります。十勝・帯広グルメを屋台のハシゴで気軽に味わいましょう。
北の屋台の楽しみ方は?
20軒もの屋台が集まっているから、提供される料理は多種多様。本格フレンチや韓国料理など多国籍です。さらに通常の屋台では提供できない生ものも、飲食店営業の許可を得ている北の屋台ならOK!ほかの屋台から出前を頼み、いろいろなお店の料理をちょっとずつ食べられます(※時間帯やメニューによって出前ができない場合あり)。
どのお店も、席はコの字型のカウンターのみ。こぢんまりしているからこそ生まれる、屋台ならではのコミュニケーションも楽しみの1つです。地元の人から穴場情報を聞けるかも!?
夏は広場にベンチやテーブルが登場。さわやかな北海道の風に吹かれて食べる屋台メニューは格別の美味しさです。冬は屋台がすっぽり覆われ、寒さ対策万全!コートを脱いでくつろぎましょう。清潔な水洗トイレも完備しているから、女性も安心して利用できます。
絶品ジビエと燻製のお店!煙陣(えんじん)
「煙陣(えんじん)」は、北の屋台でも特に賑わっている人気店です。創作燻製料理を中心に、お酒がすすむメニューが並びます。燻すことで旨みと深い味わいが引き出された、生産者こだわりの素材をいただきましょう。乾杯は、十勝・池田町名産ロゼワインをロックにして豪快にジョッキで飲む「ロゼロック」がイチオシ。1番大きい「ギガ」サイズも、ゴクゴク飲み干せる美味しさです。
腹ペコなら「ナポリタン」をどうぞ。鉄板に盛っているから、最後までアツアツで食べられます。たくさん入っているマッシュルームは、帯広産の「とかちマッシュ」。「とかちマッシュ」は、濃厚で野生的な味わいが特徴のブラウンマッシュルームです。加熱料理にすると、芳醇な香りがグッと引き立ちます。「ナポリタン」で「とかちマッシュ」の美味しさを確かめてください。
「牛とろフレーク丼」は、十勝の新名物。ホカホカのご飯にフレーク状の牛トロと薬味をのせていただきます。お肉の甘味、肉汁が口の中いっぱいに広がる至福のメニュー。山わさびを付けるのがおすすめの食べ方です。「煙陣」では、清水町ボーンフリーファームの安心、安全な牛フレークを使用しています。
ときには、ご主人が狩ってきた鹿を使ったジビエ料理も登場します。「シカ肉のタタキ」は柔らかくて絶品。もちろん池田町のロゼワインを使った「ロゼロック」との相性はカンペキです!
3.十勝・帯広の名産品がそろう「清水ドライブイン」
道東と道南を結ぶ国道274号線沿い、日勝峠に建つ「清水ドライブイン」。北海道の名産品を幅広く扱う、休憩にも買い物にも便利なドライブインです。泡馬油、六花亭、白い恋人に加え、十勝の四季折々の農産物も購入できます。
清水ドライブインは、レストラン「とかち亭」を併設しています。レストラン「とかち亭」は2階建てで席数は約160。グループ、団体旅行でも余裕の広さです。メニューはラーメンやそばなど定番のものから、豚丼、十勝牛など特産品を使ったものまで、どの商品にも十勝の恵みが詰まっています。
「とかち亭」は展望レストランになっているため、店内からの眺望も自慢の1つです。日勝峠から望む十勝平野、大雪山連峰や阿寒の峰々は北海道らしい雄大な景色です。
牛玉ステーキ丼 980円(レディースサイズ800円)
「とかち亭」の目玉メニューは、ふわとろの卵と柔らかな牛肉がたまらない「牛玉ステーキ丼」。清水産ブランド牛「十勝若牛」を厚切りのステーキにした、“新しいタイプの牛丼”として注目されています。「牛玉ステーキ丼」は地元の有志が集まり、「何とかして清水町に人を呼びたい」と考案されたメニュー。地元では「牛玉丼」の名で親しまれています。
「牛玉ステーキ丼」は、しょうゆ味の「豚丼」を意識して味噌味に仕上げています。この独特な味噌ダレが人気の秘密。清水ドライブインでは「牛玉ステーキ丼のみそだれ」を販売しています。ぜひ購入して、自宅で清水の味を再現しましょう。お土産にしても喜ばれます。