大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2019年秋 里山を巡るアートの旅

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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレって?

 

パスカル・マルティン・タイユー「リバース・シティー」photo Osamu Nakamura

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(以下、大地の芸術祭)は、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。

舞台となるのは、新潟県十日町市と津南町からなる越後妻有地域。昨年2018年におこなわれた7回目の開催では、十日町(とおかまち)、川西(かわにし)、津南(つなん)、中里(なかさと)、松代(まつだい)、松之山(まつのやま)の6つのエリアからなる広大な土地に、新作を含めた約360点のアート作品が展示されました。

農業を通して大地とかかわってきた「里山」は、越後妻有に暮らす人々が長年にわたって育んできた場所。「人間は自然に内包される」という基本理念のもとに、世界各国からアーティストが集い、広大なエリアに作品が点在しています。色鉛筆がぶらさがっている様子が印象的なパスカル・マルティン・タイユーの「リバース・シティー」も代表的な作品のひとつ。ほかにもレアンドロ・エルリッヒや草間彌生など、良く知られたアーティストの作品があります。

プレイバックツアーで訪れるオススメの作品をご紹介

ここでは見逃せないアートを厳選してご紹介します!

越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]

インフォメーションセンターとしての役割も果たすキナーレは、プレイバックPart1ツアープレイバックPart2ツアーのどちらに参加しても訪れられます。

原広司+アトリエファイ建築研究所「越後妻有里山現代美術館[キナーレ]」 photo:Osamu Nakamura

 

カールステン・ヘラー「Rolling Cylinder, 2012」 photo:Osamu Nakamura

十日町駅から徒歩で約10分の場所にある、越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]は、大地の芸術祭の中心的な施設です。

入口を入ると、まず目にはいるのは大きな池。それを囲むように回廊があり、空が広がり、建築が自然を内包しているかのよう。越後妻有の縮図を表した美術館で、里山を巡るアートの旅の出発点となる場所です。

ミュージアムショップ、レストラン、温泉が併設されています。

【詳細情報】

名称: 越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]
所在地:新潟県十日町市本町6-72-1
電話番号:025-761-7767
営業時間:10:00~17:00(最終入館16:30)※芸術祭会期中は異なる
休館日:水曜(祝日の場合は翌日休館)
入館料:大人800円、小中学生400円 ※芸術祭会期中や企画展により変更あり
公式サイト:http://www.echigo-tsumari.jp/facility/base/smcak

 

そして、ここからは今回のプレイバックPart1ツアーで見学できる作品から数点ご紹介します!

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