4.小綱神社
「小網神社」は東京の下町・人形町から歩いて数分のところにあります。1466年に創建され、550年以上の歴史を持つ神社です。関東大震災や東京大空襲でも生き残った日本橋地区に残る唯一の木造檜作りの建築として有名。第二次世界大戦の際に小網神社の御守を受け戦地に赴いた兵士が全員無事帰還したとも言われており、強運厄除のパワースポットとしても注目されています。
小網神社の別名は「東京銭洗い弁天」。名前の由来は金運アップのご利益があるとされる「銭洗いの井」から来ています。この井で清めた金銭を財布に収めておくと財運を授かると言われおり、常に多くの人で賑わう人気スポットです。また、商売繁盛・学芸成就の神である弁財天と福徳長寿の神・福禄寿も祀られています。
5.愛宕神社
東京都港区・虎ノ門ヒルズから歩いてすぐの愛宕山頂上にある「愛宕神社」。都心とは思えないほど緑に溢れた静寂な空間が広がっており、心を落ち着けるにはぴったりの場所です。
創建されたのは1603年。江戸の火事防止のため、徳川家康の命で防火の神として知られる火産霊命(ほむすびのみこと)が主祭神として祀られました。また、「天下取りの神」や「勝利の神」としても知られ、桜田門外の変で井伊直弼を襲った水戸藩の浪士たちも、ここで成功を祈願したとされています。歴史好きにもおすすめのスポットです。
そのほか、「出世の階段」と呼ばれる86段の急な石段があることでも有名です。上ると仕事・出世運のご利益があると言われています。訪れた際はチャレンジしてみてください。
6.花園神社
新宿区役所すぐ近くに鎮座する「花園神社」は徳川家康の江戸開府以前から新宿の総鎮守とされ、新宿の発展を見守ってきたました。現在の新宿一丁目から二丁目・三丁目の一帯にあたる内藤新宿が宿場町として栄えるとともに、商売繁盛の神様として多くの人々の信仰を集めてきました。商売繁盛の象徴・熊手が並ぶ「酉の市」も江戸時代の名残の1つ。毎年、数多くの出店と参拝客で境内が華やぎます。
また、花園神社は日本では珍しい芸能の神様が祀られる末社「芸能浅間神社」があることで有名です。芸能人の名前が書かれた札がたくさん掲げられてあり、人気の観光スポットとなっています。
さらにトンネルのように鳥居が連なった奥にある「威徳稲荷神社」は、夫婦和合・子授け・縁結び・恋愛成就などにご利益があるとして注目を集めるパワースポットです。