7.湯島天満宮
文京区にある「湯島天満宮」は関東の代表的な天満宮です。「湯島天神」の呼び名で親しまれています。学問の神様・菅原道真公が祀られていることで有名です。受験シーズンには毎年約3万枚の絵馬が奉納されています。
湯島天神の創建は458年。元々は大力の神・天手力男命(アメノタヂカラノオノミコト)を祀るために創建された神社でした。室町時代に学問の神・菅原道真公が合祀し、江戸時代には徳川将軍家から庇護を受け、賑わいを見せていたことが伝えられています。
1667年に創建された「銅鳥居」は都内に現存する最も古い鋳造の鳥居です。そのほか、樹齢250年といわれる木曽ひのきが使用された純木造の社殿や歌川広重の名所江戸百景・第117景の「湯しま天神坂上眺望」に描かれて「男坂・女坂」など、見どころ満載。また、江戸時代から梅の名所としても知られており、毎年2月上旬から3月上旬にかけては境内の梅園に加賀梅など約20品種300本が咲き誇ります。
8.亀戸天神社
「亀戸天神」の通称で親しまれている「亀戸天神社」は、東京都江東区亀戸にある天満宮です。学問の神様「菅原道真」が祀られており、毎年1月、2月の受験シーズンには道真の加護を求める学生で賑わいます。また、「亀戸天神社」は梅や菊など、四季折々の花が楽しめる「花の天神さま」とししても有名です。春は梅まつりと藤まつり、秋なら菊まつりが開催され、多くの人で賑わいます。特に五代将軍綱吉公に愛されたと伝わる藤の花は必見です。
人気スポットは道真公と縁が深い牛の象「御神牛」。御神牛の頭を撫でると頭がよくなると言われています。受験生の方は、立ち寄っておきましょう。体調が悪い方は自分の体の悪い部分と同じ箇所を撫でると良くなるとも言われています。
参拝した後は亀戸天神の名物・くずもちを食べるのもお忘れなく。表参道に佇む創業200年以上の老舗「船橋屋」で味わえます。こだわりのきな粉と秘伝の黒糖蜜をかけたくずもちは絶品です。
9.富岡八幡宮
江戸下町情緒溢れる東京都江東区・門前仲町に鎮座する「富岡八幡宮」は、1627年に創建された江戸最大の八幡様です。「深川の八幡さま」の相性で地元民に絶大な人気を誇ります。また、富岡八幡宮の祭事で江戸三大祭のひとつ「深川祭」が全国的に有名です。毎年8月15日前後に行われており、毎年10万人以上が訪れます。3年に1度開催される本祭りは特に注目。約50基もの神輿が街中を練り歩きます。実際のお祭りを目にできない方は、境内に飾られている日本一の黄金神輿を見てみてください。純金が24kgも使用されており、ダイヤモンドやプラチナ、銀が散りばめられた豪華絢爛な神輿です。
ほかにも、横綱力士碑や日本で初めて実測による日本地図を作成した伊能忠敬の像が建っています。さらに本殿裏には御神木である大銀杏があり、縁結びや恋愛運アップのパワースポットとして人気です。