22.水天宮
都営新宿線「浜町駅」から歩いてすぐのところにある「水天宮」は、福岡県・久留米市にある久留米水天宮の分社です。こちらの水天宮は日本一混雑する安産神社として知られています。創建は1818年。久留米藩の有馬頼徳公が久留米水天宮の分社を江戸の有馬藩邸に建造したのが始まりです。
人気のスポットは「子宝犬」と呼ばれる犬の親子像です。子宝犬の周囲には十二支の文字が彫られており、自分の干支を撫でることで子授けや家内安全・厄除けなどのご利益があると言われています。また、2016年4月8日から新社殿となり待合室やスロープが改善。授乳室も完備され、女性や子供連れに配慮した場所として生まれ変わりました。
23.今戸神社
招き猫発祥の地と伝えられている「今戸神社」は、本殿に60cmほどの招き猫が置かれています。創建されたのは1063年。源頼義・義家親子が奥州討伐の際に京都の石清水八幡宮を当地に勧進し、祈願したのが始まりと言われています。主祭神は古事記に登場する夫婦・伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)。夫婦の神様が祀られていることから縁結びのパワースポットしても注目を集めています。
また、本殿の階段を降りたところにある石像「石なで猫」も必見です。石なで猫を心を込めて撫でた後に携帯電話の待ち受け画面に設定にすると良縁に恵まれると言われています。絵馬やお守りも猫をモチーフにした可愛いものが揃っていますよ。
24.穴八幡宮
「穴八幡宮」は1062年に源義家によって創建され、徳川家にも縁の深い由緒正しいスポットです。赤ちゃんの夜鳴きやかんしゃくなどを引き起こす「癇の蟲」を抑える蟲封じの祈祷で、庶民からの信仰を集めていました。現在は蟲封じだけではなく、金運・商売繁盛にもご利益があるとされています。特に冬至から節分の約1ヶ月半のみ販売される「一陽来復御守」が大人気。「一陽来復」とは「陰が極まって陽に転じる」、「凶事が去って吉事がめぐってくる」との意味を持ちます。江戸時代頃から続く歴史あるお守りです。壁に貼るものと財布などに入れる携帯タイプと2種類が用意されています。また、お守りが販売される期間中は多くの人で賑わい、週末には行列ができることも。防寒対策はしっかりとしておきましょう。