【大分県】由布岳
「由布岳」は、標高1,583mの活火山です。ふたつの山頂が特徴的で、きれいな円錐状の形をしていることから「豊後富士」の愛称で親しまれています。山麓には名宿が多いことで有名な湯布院温泉があり、温泉はこの由布岳の火山によるところが多いと言われています。5月から6月にかけてはミヤマキリシマがピンク色に咲いて見ごろを迎えます。
【鹿児島県】韓国岳
「韓国岳」は、九州の鹿児島県霧島市にある、登山観光スポットです。韓国岳の見どころは、頂上から眺められる、桜島までの雄大な景色と、6月になると咲き誇るミヤマキリシマの花です。韓国岳自体は登山可能ですが、現在は新燃岳火山活動により、新燃岳等が入山規制中のため、霧島連山縦走はできません。トレッキングの際にはご注意ください。
【大分県】鶴見岳
「鶴見岳」は標高1,375mの活火山で、山麓には別府温泉が広がっています。中腹の「別府高原駅」から山頂まではロープウェイが通っており、約10分で頂上に登ることができます。鶴見岳は四季の移ろいが美しく、春はミヤマキリシマ、夏は避暑、秋は紅葉、冬は霧氷が登山客を魅了します。ロープウェイ前には「九州焼酎館」もあります。
【長崎県】雲仙岳
「雲仙岳」とは、普賢岳、国見岳、妙見岳、絹笠岳、高岩岳、野岳、矢岳、九千部岳の8つの山々からなる山体の総称です。野鳥や高山植物の宝庫であり、春はツツジ、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は樹氷と、その美しい自然を1年中楽しむことができます。昭和9年に国内で最初の国立公園に指定されたという、深い歴史を持つスポットでもあります。