ランチスポットも!日本庭園をもっと楽しむおススメの過ごし方
ここまで足立美術館が誇る庭園の数々をご紹介してきました。ここからは、ただ眺めるだけでなく、別の角度から庭園を楽しむ方法をご紹介します。
背景も含めて庭園の景観を眺望してみよう
枯山水だけでなく、背後にそびえたつ山も一緒に見てみてください。目の前の風景がすべて庭園のような気になりませんか?ビルも看板も電柱も全くない完璧な「借景」です。美術館で山を丸ごと買い取って、景観を乱す障害物を立てられないようにしているのです。
穴から覗いて、絵画のように見てみる
ルートの途中にある古民家には、写真のように壁にぽっかりと穴が開いています。穴から庭園を覗くと、まるで額縁に入れられた絵画のように庭園を楽しめます。
ランチを食べながら!茶室・喫茶店でほっこりしながら見てみる
園内の茶室「寿楽庵」では、静かな環境でお抹茶やお茶菓子がいただけます。奥の対になった庭園の風景、実は掛け軸ではなくて窓です。あえて縦長の窓から庭園を覗くことで、「生の掛け軸」が楽しめるという粋な計らい。
また喫茶店「翆」や「大観」では、大きな窓から目の前に広がる枯山水を見ながら軽食がいただけます。
軽くお茶するなら翆、お腹が空いていたら食事メニューが豊富な大観がおすすめ。それぞれ見える風景が違うので、比べてみるのも楽しいですよ。