日本画にも圧巻。庭園だけじゃない館内の展示品やお土産
今回の記事では日本庭園を中心にご紹介してきましたが、足立美術館で展示されている作品は、国内に存在する日本画の中でも日本屈指のクオリティを誇ります。日本画家・横山大観や陶芸家・北王子魯山人など、誰もが一度は見聞きしている作家の作品が数多く展示されています。特に横山大観に関しては、一度に全て展示しきれないほど豊富な作品を所蔵。美術館を創立した足立全康氏が大観の猛烈なファンで、若い頃に「いつかは自分で大観の作品を手に入れてやる」と意気込んだのが絵画収集の始まりだったそうです。
新館にも足を運んでみよう
庭園や近代日本画を展示している本館とは別に、2012年に現代日本画をメインに展示する新館がオープンしました。こちらは平山郁夫、松村公嗣、松尾敏男といった現在でも活躍する日本画家の作品を多く展示していて、本館とはまた違った趣が楽しめます。本館からは地下通路で結ばれているので、雨に濡れる心配もありません。
ミュージアムショップでお土産を。感動を持ち帰ろう
足立美術館の庭園風景は数多くのグッズにもなっており、館内のミュージアムショップで購入できます。中でもビー玉サイズのアーモンドに甘さ控えめの抹茶チョコレートをコーティングした「抹茶アーモンド」は、入荷してもすぐに完売してしまうほどの人気商品。パッケージに庭園の写真がプリントしてあるので、お土産にもぴったりです。
本館と新館で置いてある商品が異なるので、時間が許すならどちらも立ち寄るのがオススメ。大観の作品をはじめとする近代日本画をあしらったものは本館、現代日本画のポストカードなどは新館へどうぞ。
四季折々に姿を変える庭園は、何度行っても楽しめる
足立美術館は何度でも楽しめる場所です。「庭園なんていつ見ても同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、訪れる時期によって、まったく異なる風景が拝めるんです。
春
夏
秋
冬
足立美術館は何度でも楽しめる場所です。「庭園なんていつ見ても同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、訪れる時期によって、まったく異なる風景が拝めるんです。
足立美術館を満喫するなら泊りがけがオススメ
足立美術館の周辺には、「さぎの温泉泉」という温泉街があり、美術館から徒歩1分程のところに旅館が軒を連ねています。
足立美術館は一日では回りきれないほど見所満載なので、ゆっくり楽しみたいなら泊りがけでいくのがオススメ。ちなみに、筆者は本館・新館合わせて約5時間も滞在していました。
まとめ
様々な角度から日本庭園を鑑賞できる足立美術館、いかがでしたでしょうか。のどかな雰囲気の中で、ぼんやり緑に目をやったり、水が流れる音に耳を傾けたり、庭園に吹く風を感じたり。ぜいたくな時間を過ごしてみませんか。
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