3.屋外展示とトレーラー宿泊でアートと夜空を堪能「美ヶ原高原美術館」
「ビーナスライン」の終着地、八ヶ岳中信高原国定公園の北東部に位置する「美ヶ原高原美術館」。「道の駅 美ヶ原高原」に併設しており、神奈川県の「箱根・彫刻の森美術館」の姉妹館です。
日本一美しいといわれる標高約2,000mの高原内にある同館では、約40,000坪の屋外展示場に約350作品を常設展示。雄大な自然とアートの調和を体感することができます。大自然の中で刻々と表情を変えていくスケールの大きなアートたちをじっくりと眺めましょう。
特に春から秋にかけては、高原植物が生き生きとする様と一緒にアート鑑賞ができると人気です。レンゲツツジやハクサンフウロをはじめ四季折々の高原ならではの植物観察にもぴったりです。
屋外展示場とともに、ファミリーで楽しめる「こども美術館」や古城を思わせる「ビーナスの城」の屋上から日本アルプスや八ヶ岳、浅間山、富士山なども見渡せるなど家族で楽しくアートや景色を鑑賞できます。最近では、タイムラプスの聖地として星空撮影のスポットとしても人気で「MobiHo」でのトレーラーハウス宿泊でアートと夜空をダブルで楽しむこともできます。
4.絶景を約7分で一気に眺める「北八ヶ岳ロープウェイ」
高低差約466mを約7分で空を飛ぶように進む「北八ヶ岳ロープウェイ」。北横岳と縞枯山の間にかかっており、標高1,771mの山麓駅から標高2,237mの山頂駅まで一気に登ります。100人乗りの大型ロープウェイのから臨む、八ヶ岳連峰、南アルプスなど目の前に広がる有雄大な山々に思わず見入ってしまうはず。
山頂には国定公園「坪庭自然園」があり、溶岩大地に自生する高山植物や低木を30分ほどかけて散策できます。冬には樹氷や雪景色も手軽に鑑賞ができるため、多くの人で賑わいます。山頂駅には展望デッキ「スカイアイ2237」(夏季のみ)を完備。バリアフリー仕様のため、安心です。デッキから眺める日本アルプスの絶景も忘れずに見ておきましょう。
なお、訪れる際には歩きやすい靴と暖かな服が必須。夏場でもしっかりとアウターは持参しましょう。帰り道では山麓駅名物の出来立て「こけももパン」やお土産にも人気の「こけもも大福」を頬張って元気チャージするのがおすすめです。
5.夏は湖上アクティビティ、冬はスリル満点の氷上ドライブを!「女神湖」
「蓼科山(女神の山)」を湖面に鏡のように映したことからその名がついたといわれる「女神湖」。対岸から眺めるリフレクションの美しさはまさにため息もの。もともとは赤沼平と呼ばれ河童の伝説がある昔ながらの沼地でしたが、灌漑用のため池として1966年に整備され現在の姿となりました。
湖周は約1.8kmと約30分ほどで1周ができるほど。流れがほぼなく、穏やかな人工湖のため競技用カヌーの練習場所としても利用されています。湖に併設されている「女神湖センター」では、ファミリーやカップルをはじめ観光客向けにカヌー・カヤック、ロボアメンボにスワン型サイクルボートまで種類豊富なアクティビティで水上散歩が楽しめます。
ウィンターシーズンは湖上を進む氷上ドライブなどスリル満点のアクティビティが可能。もちろんスノーシューやクロスカントリーなども体験できますので、夏場だけでなく、冬場の訪問もおすすめです。
6.日本初の本格英国式庭園にうっとり「バラクラ イングリッシュ ガーデン」
「蓼科高原 バラクラ イングリッシュ ガーデン」は、1990年にオープンした日本初の本格的英国式庭園。英国園芸研究家のケイ山田氏がデザインを手掛け、英国人専門家により創られました。総面積約10,000平方メートルの敷地内には約5,000種類以上の植物たちが植えられており、四季折々の美しさを愛でることができます。
英国式庭園の代表格オールドローズはもちろん、3月のガーデン開きに、6月のローズ、9月のダリアなどのシーズン毎に訪れれば時期の花をたっぷり鑑賞することができます。同園によると、ガーデンは約1週間毎に表情を変化させるとのこと。
なお、園内レストランでは、フィッシュ&チップスやアフタヌーンティーセットなど英国メニューを庭園を眺めながらテラス席で味わえます。ガーデン散策はもちろん、庭園オーナー気分でハイティーを頬張れば、ちょっと優雅な午後が過ごせること間違いなしです。