3.お茶&スイーツ付きのチケットが嬉しい「軽井沢現代美術館」
2008年開館の「軽井沢現代美術館」。海外で活躍し高い評価を得ている日本人アーティストの作品を中心に「海を渡った画家たち」としてコレクション&展示しています。藤田嗣治から草間彌生まで、立体、油絵、彫刻をはじめ幅広いジャンルの作品を鑑賞可能です。
元々はJRの保養地だった建物を譲り受け全面リノベーション、外光を取り入れたモダンな設計で、展示室は周囲の緑とうまく調和しほっとできるうえ、アートとしっかり対峙できる環境が整っています。
ミュージアムショップでは、オリジナルのステーショナリーからアーティスト書籍をはじめ来館記念にぴったりのグッズを展開。草間彌生や奈良美智のアートポスター、ツバメノートとのコラボグッズ、「ピクト君」がデザインされたオリジナルトートなどが人気です。カフェでは入場料にも含まれているお茶とお菓子でティーブレイクも。紅茶は「マリアージュ・フレール」、ストレート&濃厚な信州りんごジュースなどこだわりが詰まっています。
絵本の美術館やトリックアートも!こどもと楽しめる美術館
軽井沢で鑑賞できるのは、現代アートや本格的な絵画だけにとどまらず、ファミリーが楽しめる世界中の絵本が集まる森のなかの美術館や、愛らしいイラストが魅力的なレイモン・ペイネの作品が鑑賞できる美術館など、可愛い作品たちと出会える場所もあります。また、写真を撮って体験しながらアートを身近に感じられるトリックアート専門美術館もあり、ファミリーはもちろんカップルや友人同士でも盛り上がれるスポットも。アクセスもしやすくで軽井沢らしい、森に囲まれたミュージアムで新しい美術体験をしてみましょう。
4.自宅のような空間で人気作品を鑑賞「ペイネ美術館」
数多くの歴史的建造物が移築し公開している「軽井沢タリアセン」。園内に位置する美術館「ペイネ美術館」は、モダニズム建築家・アントニン・レーモンドが1933年に建てたアトリエ兼別荘「軽井沢・夏の家」を移築し活用しています。
館内には、フランスの画家・レイモン・ペイネの愛用の画材や原画、リトグラフなどを展示。大きな窓から自然光とともに緑の美しさが映える間取りとなっており、美術館ながら自宅にいるようなほっとするひとときが過ごせます。
展示コレクションは、メルヘンなタッチで描かれた「恋人たち」シリーズが中心。山高帽を被った男の子と女の子の絵は誰もが一度は見たことのあるほどワールドワイドな人気作です。思わず笑みがこぼれてしまうような愛あふれる作品にぜひ会いにいきましょう。
なお、園内には国登録有形文化財"旧・軽井沢郵便局を再利用した「深沢紅子 野の花美術館」や「堀辰雄山荘(1412番山荘)」をはじめ日本を代表する建築物を訪れることができます。ぜひ時間をかけてさまざまな建築美を堪能してみてください。