ディスカバリーフィールドの中へ
中はかなり広々としていて、未来的な雰囲気です。この日は平日でしたが、社会科見学か修学旅行だったようで、たくさんの学生がいました。このフロアにはなんと20以上のテーマが用意されています。やはり全部は紹介しきれないので、編集部員のおすすめトップ3をご紹介します。
第3位:ファンクションシューター
シューティング感覚で楽しみながら、関数の式とグラフについて学べます。関数のグラフ上に現れるターゲットを、数式を完成させて撃ちぬくゲームです。
関数の「y = ax + b」の「a」を左手のダイヤルで、「b」を右手のダイヤルで操作してyまで近づけます。文章で説明すると難しそうに感じますが、やってみると感覚をつかめばどんどんとはまっていく感じ。いつの間にか数式の世界に入り込んでいきます。
学生たちも夢中になってやっていました。ハイスコアを目指していくと、自然と関数について理解できてしまう、という素晴らしい夢のようなゲームです。これが編集部員の中高生時代にもあったら、もっと数学のことを好きになっていたのに…。今の学生がうらやましいです!
第2位:エネルギーコンバージョンボール
スタート地点から転がる出されるボールを、手にしたブロックを使ってゴールへと誘導。頭も体も使うゲームです!名前の通り物理のエネルギーがテーマですが、そのゲーム性の高さもあって、子どもたちから圧倒的人気があるそうです。
この日もたくさんの子どもたちがハイスコアを目指し、楽しそうに体験していました。家族で協力しながらチャレンジするのもおもしろそうです!
第1位:パフォーマンスシアター
参加型の3Dシアター、「パフォーマンスシアター」が編集部員の一番のおすすめです。大迫力の映像で理数の世界を体験できます。中央のシアターで、定期的に1回約20分のプログラムが開催されます。今回、アソビュー編集部が参加したのは「π(パイ)の不思議」というプログラム。
パイか…、円周率のことですね。ギリギリわかります。最近だと顔文字くらいしか使ってないですね。こんな感じで→(´・π・`)
そんなパイの歴史や奥深さを、スタッフが映像の中に入り込んで丁寧に教えてくれます。ビデオなのかと思ったら、この映像に映っているスタッフは、観客席の後ろにいて、リアルタイムで合成されています。すごい!
参加型のコンテンツで、編集部員もパイの世界に入ることができました!
自分がスクリーンの中に入っている、というのはすごく不思議な体験でした。数学にじかに触れる体験になって、とても楽しかったです。スタッフのかたもテンション高く盛り上げてくれて最高でした!パイって奥が深い。
このプログラムの参加は立候補制ですが、進んで手を上げて参加することをおすすめします!記念に写真ももらえます。スタッフの方と一緒に撮影したパイのポーズです。いい記念になりました。
ほかにもグラフ、図形、確率などの数学、熱や運動といった物理法則を体感できるゲームや、エアホッケーによく似た「素数ホッケー」など、思わずはまってしまうテーマの展示がこれでもか、と並んでいます。今回1時間と決めて回っていたのですが、全然回りきれませんでした。取材じゃなく、休みの日にもまた来たいです。