8.レトロな街並みと夜景を空から「門司港レトロ展望室」
明治初期に開港した「門司港」周辺のレトロな建物を再利用、地域一帯を観光エリアとして活用するため1995年にオープンした「門司港レトロ」。関根海峡に面した絶好のロケーションにはレストランやショップなど地元さんの美味しいやお土産が揃っており、毎年約200万人の観光客が訪れます。
明治・大正時代にタイムスリップしたような和洋が絶妙に混在する美しい建物を巡る街歩きは楽しいのひとこと。おすすめは建築家・黒川紀章氏が設計した高層マンション「レトロハイマート」31階に位置する「門司港レトロ展望室」からの眺め。展望ルームはガラス張りで高さ103mの場所から開門海峡やレトロな街並み、下関市に日本海までを思う存分見渡せます。
夕焼けタイムから夜景に移り変わるマジックアワーはもちろん、冬のイルミネーションの眺めも二重丸。展望室内にはカフェ「AIR’S CAFÉ」が併設され、地ビールから門司港サイダー、門司港オリジナルフレーバーティーにケーキを味わいながらの夜景は格別です。
※現在カフェは休業中です
9.森林浴で夜景を見ながらリラックス「足立公園」
小倉市北区に隣接する「足立公園」は、森林浴や散策が気軽に楽しめる市民の憩いの場。13.5ヘクタールの敷地には梅林や桜林などがあり、春の桜シーズンには多くの花見客で賑わいます。「森林浴の森日本百選」に選出された豊かな木々が茂る公園内には、キャンプ場や「足立青少年の家」などの施設が複数あります。
ファミリー向けにはカブトムシが観察できる「こんちゅう観察の森」やツツジを愛でながら休憩できる「やすらぎの広場」、公園の両端を結ぶ森林浴遊歩道「こもれびの小径」もウォーキングに最適。「展望広場」の木製の展望台は、小倉市街地の夜景が楽しめると話題。「チャチャタウン小倉」の観覧車やJR「小倉」駅、工場の夜景が一気に目の前に広がります。
公園内の「メモリアルクロス」や駐車場に一部からも、車の中からでも夜景が楽しめとカップルに人気。芝生エリアからのんびりベンチからなど思い思いに夜景鑑賞ができます。なお、展望台からの眺めも含め「足立公園」は「小倉イルミネーション」とともに「日本夜景遺産」に登録されています。
10.行き交う船舶と海峡&橋をローアングルから鑑賞「ノーフォーク広場」
「門司港レトロ」内の「ノーフォーク広場」。姉妹都市である米国バージニア州ノーフォーク市にちなみ名付けられたました。広場にはビッグサイズの錨のオブジェがデコレーションされており、フォトスポットとして人気です。
海に突き出した形の広場は、関門海峡が目の前に広がります。本州とをつなぐ関門橋の真下あたりは夜景好きの注目エリア。下からのアングルでライトアップされた橋と海峡を眺められます。ベンチも海峡側を向くように配置されているので行き交う船をのんびり眺めるシップウォッチも楽しめます。船舶の種類を解説したボードも設置されており、眺めるだけでなく知ることも。
アクセスには約2kmの観光路線「門司港レトロ観光線」の利用がおすすめ。広場とともに少し先の「関門トンネル」まで足を伸ばしてみても面白いはず。歩行者は無料で地下60mのトンネルを進むことができるので、先ほどまで眺めていた海峡下を体験しにぜひ広場滞在がてら訪れてみては!?
11.狭い林道の先にはとびっきりの夜景「米ノ山展望台」
標高594mの「米ノ山」の山頂に位置する「米ノ山展望台」。狭い林道を抜けた先にあり、福岡市街から博多湾まで見渡せる光景はまさに絶景です。視界を遮る建物などが無く、キラキラと瞬く180度のパノラマの夜景が広がります。
特にオススメなのが日没直後。市街地の光量がとても多く、もっとも綺麗な夜景が目の前に。と同時に満天の星空も楽しめ、陸と空両方の輝きが堪能できます。なお、広場では車に乗ったままでもフロントガラス越しに夜景が楽しめるので、ドライブデートなどにぴったり。
なお、昼間はパラグライダーなどの発進基地として利用されており、より高い位置から市街地を眺められます。また、全長10.5km約3時間の「荒田周遊コース」の休憩場所としても人気で、峠を越えた先にある展望台から眺める福津から糸島までの眺めは疲れた心を癒してくれるととのこと。芝生に座って景色を眺めてリフレッシュできるので、ぜひ青空広がる時間にも一度訪れて。