まずは自慢の本格天然温泉でゆったりと
受付をすませたら、さっそくお風呂へ!天成園のお風呂はもちろん天然温泉。お風呂の種類は男女それぞれ8つずつあり、露天風呂にある2つの石風呂では源泉かけ流しの温泉をぜいたくに堪能できます。
開放感抜群な天空大露天風呂
天成園のお風呂で一番注目したいのは、この天空大露天風呂。景色を遮るものがない開放的な空間に、全長17メートルもの大きな浴槽が設けられています。正面にそびえる湯坂山の四季折々に移ろう絶景を眺めながらの入浴は最高。なかでもオススメなのが、春の桜シーズンと秋の紅葉シーズン。桜の見頃は3月末から4月初旬頃、紅葉の見頃は11月下旬から12月上旬までとなっています。この時期は外気が寒すぎず、程よい涼しさと澄んだ空気を感じながら入浴を楽しめるので、より温泉の気持ちよさを感じられるはず。
横になって温泉を楽しめる寝湯も。頭上を遮るものがないので、刻々と移ろう箱根の空を眺めながら、のんびりと入浴できます。しかもジェットが噴出されており、程よく身体を刺激してくれるので、最高に気持ちのいいひとときを演出。
一部、半露天になっているお風呂も。木造の天井と浴槽がまるで額縁のように景色を切り取り、正面に見える木々の色がより鮮明に見えます。筆者のおすすめポイントは、お湯に映り込む木々の色。紅葉が深まるシーズンには、もっと美しい景色を見せてくれそうです。
こちらは源泉かけ流しの石風呂。東屋(あずまや)になっているので、雨の日や日差しの強い日でも露天風呂を楽しめるのは嬉しいです。また東屋だからこその風情を感じられるのもポイント。
また夜には雰囲気が一変。程よくライトアップされた露天風呂と、湯坂山の木々が風で揺られる音、箱根の澄んだ空気や森の匂い、満天の星空などが楽しめる極上の空間に。視覚や聴覚、嗅覚を気持ちのいい刺激で満たしながらの入浴は、最高にリラックスできるひとときを提供してくれます。