井の頭池
東京都
新宿・中野・杉並・吉祥寺
- 湖沼
基本情報
名称 |
井の頭池 イノカシライケ |
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住所 |
〒181-0001 東京都三鷹市井の頭4丁目1 地図を見る |
アクセス方法 | ・JR吉祥寺駅から徒歩で5分 ・京王井の頭線 井の頭公園駅から徒歩で3分 |
連絡先 | 問合せ先 電話番号:0422-47-6900 |
徳川家康は家臣の大久保忠行に命じ、江戸の飲料水を確保することを計画。水源を井の頭池とし、善福寺池や妙正寺池の水も併せて神田駿河台まで引こうとした。これが神田上水である。天正18(1590)年ころ着手し、慶長年間(1596-1614年)に日本最初の上水道としてほぼ完成。後の玉川上水とともに江戸時代の2大上水となった。井の頭池の東端には、取入口である石門が残る。一方、周辺の林は幕府の御用林として保護されていた。明治維新後、民間所有をへて東京府が買い上げ、明治22(1889)年宮内省の御用林となる。大正2(1913)年帝室御料地から東京市に下賜、大正6(1917)年恩賜公園となり、日本初の郊外公園として一般公開された。現在の開園面積は387,773平方メートル、うち池は43,000平方メートルほどである。大正14(1925)年、井の頭池は神田上水水源地として東京都に指定されたほか、弁財天やその周辺には、多数の三鷹市指定の文化財も点在している。近年、都市化の波は防ぎきれず、その昔「七井の池」といわれたほど池を満たしていた湧水も今は枯れてしまい、深層の地下水をポンプアップしている。しかし、池の周囲には木の種類も多く、グリーンアドベンチャーコースが設けられ、池には、留鳥や渡り鳥、特に水鳥の数が豊富で、バードウォッチングには最適である。桜の季節は特に人が多い。都市住民の水と緑のオアシスとなっている。