沖島
滋賀県
草津・守山・近江八幡
- 特殊地形
基本情報
名称 |
沖島 オキシマ |
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住所 |
〒523-0801 滋賀県近江八幡市沖島町 地図を見る |
アクセス方法 | ・近江八幡駅からバスで45分 ・堀切港バス停から船で10分 1日12便(日曜は10便)、料金500円。 定員50名、バリアフリー、トイレ、エアコン付。 |
連絡先 | 問合せ先 電話番号:0748-36-5573 |
近江八幡市から琵琶湖の沖合約1.5kmに浮かぶ沖島は、琵琶湖最大の島。 周囲約6.8km、面積約1.53平方kmで琵琶湖最大の島内には、約300人の人が住んでいる。湖沼の島に人が住む例は世界的にも少なく、学術的にも注目されている。 小学校、郵便局は島内にあり、市内への交通手段はもちろん船。通学、通勤用に定期便も運行されている。 長命寺山や鈴鹿山系、比良山系の美しい眺望は、琵琶湖に浮かぶ島ならではのもの。ここでは、昔ながらの生活の知恵や豊かな自然が今も生きている。 沖島の歴史は古く、延喜式内社として記されている奥津島神社の建立当時は、琵琶湖の航行の安全を守る神の島として崇拝される無人島だったという。伝承によれば、保元・平治の乱に敗れた清和源氏の流れを汲む武者が島を開拓し、定住したのが島の始まりと伝えられている。 室町時代になると、足利義政により湖上の要衝として船舶の監視が沖島住民に命じられた。この足利義政は愛妾・今参の局を沖島に流罪とし、数日後、刺客を差し向けられた局は非業の死を遂げた。この出来事は、大佛次郎の小説「櫻子」でも知られている。 文明年間には、琵琶湖の嵐を逃れた蓮如上人が沖島にたどり着いた。このときに遺された真筆「虎斑の名号」と「正信偈」は、島内の西福寺の寺宝として公開されている。