南極大陸
エクアドル熱帯雨林を抜けると、打って変わってひんやりとした「南極大陸」が。実はこの南極大陸は、2019年3月にリニューアルされたばかり。新しくなった南極大陸は、ペンギンたちの暮らしをリアルに再現しているのが特徴。陸の部分には実際に氷が敷き詰められ、歩き回るペンギンたちはとっても気持ちよさそうです。
また水槽のガラスが新品に取り換えられたため、水槽越しでもペンギンたちの姿がはっきり見えます。ちなみに水槽内のペンギンたちの声が通路に聞こえてくるという仕掛けもあるので、まるで南極大陸へ遊びに来たかのような雰囲気のなかでペンギンたちの鑑賞を楽しみましょう。
南極大陸で見られるペンギンは、ペンギンの中で2番目に大きいオウサマペンギンやジェンツーペンギン、アデリーペンギンの3種類。ジェンツーペンギンはペアが出会うとおじぎのような挨拶を見せるので、よーく観察してみましょう。
訪れた日(2019年4月)は「ヒナなのにラスボス感がある」とネットでも話題のオウサマペンギンの赤ちゃんも!明らかに周りのペンギンより大きいです。
タスマン海
南極大陸を抜けると、オーストラリア南東部やタスマニア島、ニュージーランド周辺の海を再現した水槽「タスマン海」があります。タスマン海は水温差が激しいことでも知られていますが、この水槽では温暖水域に分布するカマイルカが元気よく泳ぎ回る姿を見られます。
カマイルカは泳ぐスピードがとても速いので写真を撮るのも一苦労。取材時は水面に浮かぶブイから垂れ下がったゴムを噛んで遊ぶ可愛いらしい姿をみせてくれました。
グレート・バリア・リーフ
オーストラリア北東部のクイーンズランド沖にある世界最大のサンゴ礁地帯「グレート・バリア・リーフ」を再現した水槽「グレート・バリア・リーフ」。実際のグレート・バリア・リーフは、長さ2,300㎞にもおよび、600種類以上のサンゴ礁、数百もの島々、無数の魚たちやイルカ、ウミガメ、サメ、軟体動物などが暮らしています。
そんなグレート・バリア・リーフを再現したこの水槽は、カラフルな魚たちがところせましと泳いでいて圧巻!水槽内で見られるのは、デバスズメダイやハタタテダイ、テングハギ、ナンヨウハギ、ツノダシ、オジサンなどなど。