カメラの準備はOK!?さあ行こう!厳選「映えアート」スポット8選
せっかく芸術祭に遊びに行くのなら、お気に入りの作品と一緒に思い出に残る記念写真を撮影したいところ。とはいえ約90点も作品があると、どこで撮影すればいいのかなかなか決められないもの。そんな悩みを解決すべく、実際にお出かけしてみて厳選した、写真映え抜群な作品が揃う注目スポット8選をご紹介します!ついつい誰かに自慢したくなる、そんなすてきな写真をたくさん撮影してください。
1.アートな一日の出発点にぴったりな「五井駅」
「いちはらアート×ミックス2020+」は、とくに観賞してまわる順番などは決められていませんが、丸一日楽しむ予定ならば「五井駅」からスタートするのがおすすめ!JR内房線が乗り入れているためアクセスが良好なこと、そして「小湊鉄道」で作品が展示されている各スポットに移動しやすいのがポイントです。さらに、「五井駅」自体にもたくさんの作品が展示されているので、心弾ませながらアートな世界への第一歩が踏み出せます。
かつて活躍していたSLや、車齢100年を超える車両の保管所や現行車両の検査場などを備える五井機関区にも、作品が展示されています。アレクサンドル・ポノマリョフさんの作品「Questions of Evolution -進化の問題-」は、動力と人類の進化をテーマにしたアート。保管されていたSLに、新たに線路などを加えた作品はなかなかのインパクトです!
五井機関区は、「いちはらアート×ミックス2020+」の開催期間中(9:00~16:00)のみ入場できる貴重なスポット。それだけでも十分な特別感が味わえるのに、さらに間近でSLを観賞できるなんて、まさに感無量!
作品の中央にある台車は格好の撮影スポット。実際に使用されていた「養老渓谷」の看板が、市原らしさを表現しています。
チョアン・チーウェイさんの作品「鉄道上の集団記憶」は、「いちはらアート×ミックス2020+」に訪れた人が、思い思いのメッセージを残せるアートなメッセージボード。養老渓谷駅には対になる作品が展示されていて、同じように描き込みができます。自分が描いたメッセージやイラストが作品の一部となって残るのってうれしいですよね。
駅のホームにもアートを発見!トビラをモチーフに異なる超越的な世界へとつながる入口を表現したターニャ・バダニナさんの作品「門」は、まさに「いちはらアート×ミックス2020+」への入り口にぴったりで、ワクワク感を煽ります。
2.電車を待つ宇宙飛行士に心高ぶる「上総村上駅」
レオニート・チシコフさんの作品「7つの月を探す旅」は、小湊鉄道を銀河鉄道に見立て、五井駅から馬立駅までの7つの駅に分散してアートを展示したスケールの大きな作品です。なかでも宇宙飛行士がホームで列車を待つ上総村上駅の作品はインパクト大!電車の中からその姿を見ると、あまりの違和感にドキッとさせられます。
一緒に待っていれば、いつか本当に月行きの列車がやってくるような気分に。レトロな駅舎と宇宙飛行士のミスマッチさがあまりにもコミカルで、非日常的な楽しさをたっぷり味わえます。
3.バラエティに富んだ5種のトイレに注目!「上総牛久駅」
「いちはらアート×ミックス2020+」は、トイレさえも芸術作品!上総牛久駅の駅前広場に常設展示として藤本壮介さんが手がけた「里山トイレ」は、バラエティに富んだ5種のトイレです。もちろん実際に使用できます!ただ単にトイレが並んでいるだけではなく、建物が木々の間に点在する里山風景を再現しているので、散策しているだけでもいいシーンが撮れそうです。
木々が見えるトイレや列車が見えるトイレ、緑があるトイレなど、さまざまなテーマに沿った構造のトイレばかり。中に入ってみて「これって本当にトイレ!?」なんてビックリするものばかりです。
想像を超えるアートなトイレの連続に、扉を開けるのがどんどん楽しくなっていきます。中を覗き込むまでのドキドキ感がたまりません!
かわいらしいデザインの待合所も完備。ここに設置された電光掲示板で、すべてのトイレの空き状況まで確認できます。トイレとは思えない居心地の良さに、ついつい長居~。