京都 祭り・イベントまとめ。京都の年間行事を徹底紹介!

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【5月のまつり】

貴船の川床

暑い夏にぴったり!自然のクーラーが気持ちよい涼スポット。
photo:PIXTA

 京都の夏の風物詩、貴船の川床。真夏の炎天下でも平均気温23度で、京都市内より10度も低く暑い夏でも汗がすっと引くスポットです。さかのぼること大正時代、行社さんが涼むために川沿いの床机で一服して足などを洗っているときにお茶や食べ物などを出し、もてなしたことが始まりだと言われています。手を伸ばせば手が届く、川の真上に床机を敷いたお座敷の上で過ごすひとときは極上です。2段ある大きな滝が岩をうつ水の音も心地よい癒しのスポットです。

開催日:例年5月1日~9月3 0日
時間:-
場所:貴船川沿い

葵祭

京都最古のお祭。総勢500人でおこなう巡行は迫力も万点。
photo:PIXTA

 毎年5月15日に行われる京都最古の祭です。祇園祭、時代祭にならぶ三大祭のひとつとして知られ、京都御所から下鴨神社・上賀茂神社へ続く新緑の都大路を総勢500名を超える人々が行列をつくり歩きます。平安貴族そのままの王朝装束を身にまとった人々が作る行列は、絵巻さながらで迫力も満点。葵祭の名の通り、行列のすべてには葵の葉が飾られます。平安時代以来、国家的な行事として行われてきた歴史もあり、日本の祭りとしては数少ない王朝風俗の伝統が残された祭としても知られています。

開催日:例年5月15日※雨天順延(当日早朝判断)
時間:10:30 (京都御所出発時刻)
場所:京都御苑、下鴨神社、上賀茂神社

 

【6月のまつり】

貴船祭

 水の供給をつかさどる、水の神「たかおかみの神」をまつる貴船神社の例大祭。日本三船祭のひとつで、国の無形民俗文化財にも指定される重要なお祭です。午前中は本宮で優美な舞が奉納され、午後からはお神輿が貴船町内を練り歩きます。

開催日:2017年6月1日(木)
時間:11:00~ ※午前の神事は一般見学不可
場所:貴船神社

田植祭

早乙女さんの手によって、神田はあっという間に早苗でいっぱいに。
photo:PIXTA

 その年の豊作を祈願し、境内にある神田に田植えをおこなう神事です。四人の神楽女が優美な「御田舞」を舞い、あかね襷にかざみ装束を身にまとった早乙女たちが境内の苗代田で育てた早苗を田に植えます。神田でできたお米は、ご料米として神前にお供えされます。

開催日:2017年6月10日(土)
時間:13:00~
場所:伏見稲荷大社

京都薪能

 毎年6月1日と2日におこなわれる行事。平安神宮の大極殿前に特設される舞台で、観世・金剛・大蔵各流儀による能と狂言が上演されます。日が沈む頃から始まり、薄暗くなりはじめた境内に焚かれるかがり火の揺らめく光と、神殿に施されるライトアップはとても幻想的で見る人を能の世界へと引き込みます。ライトアップされた朱塗りの社殿を背景に、夜の野外能を堪能することができる貴重なイベントですよ。

開催日:例年6月1日・2日
時間:18:00 開演
場所:平安神宮 ※雨天時はロームシアター京都で開催

竹伐り会式

 大蛇に見立てた立てた青竹を伐る速さ、五穀豊穣を願いながら見競う行事。長さ4メートル、太さ10センチの青竹をふたり一組にわかれた鞍馬法師たちが竹を伐る速さを競います。左を丹波座、右を近江座と呼び両地方の1年間の豊凶を占います。寛平年間に峯延上人が就業しているときに現れた大蛇を仏法の力で倒した故事に因み開始されたのだとか。1000年以上の歴史も持つ京都有数の伝統行事です。

開催日:2017年6月20日(火)
日時:14:00~
場所:鞍馬寺

 

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